「働く現場」 にいると、「病気は予防したいけど、どうするの?」 疑問や悩みが出てくるもの。
ベテランお姉さんのラビがお答えするよ!
★パートナー対策!
クラミジアにかかってしまいました。彼氏にうつしたかもしれないのですが、風俗で働いていることは内緒なので言えません。どうしたら?
あるある(笑)!
気をつけていても、クラミジアにかぎらず、いろんなSTD(性感染症)ににかかることがあります。そんな時に、恋人や夫、セックスのパートナーにいうのはやっぱりタイヘン…。相手が風俗で働いていることを知らなければ、なおさらです。
あなたが病気の治療をして完治しても、相手にうつっていてそのまま知らずに性行為をすれば、また病気がうつってしまいます。この病気がいったりきたりする状態は、「ピンポン感染」と名前がつくほど、よく起こることなんです(笑)。そんなピンポン感染を避けるためにも、やっぱり相手には言いましょう。そして検査に行ってもらいましょう。あなたの健康と、相手の健康を考えたら、その選択がベターです。
病気のあなたを気遣って、「よく言ってくれた、ありがとう、ぼくもちゃんと検査に行くよ!」なんて言ってくれる相手だったらいいですが、ほとんどの場合は、「いったい誰からうつったの?」ということが問題になるかと。そんな時はどうする!?
この問題に「大正解!」って答えはないけど、風俗で働いていることを言えない場合の『病気の言い訳パターン』を考えてみたよ!
これは、自分が感染したのがクラミジアや淋病など、かかっても症状に気がつかない病気で、かつ、今の相手がつきあってそんなに長くない関係だったらできる言い訳です。・・・風俗で働いていることは絶対言えない、相手の人以外と性行為があるなんて言ったら、大修羅場に発展しそうな場合に。
性行為のほか、便座やスーパー銭湯、公衆浴場でうつることもあるトリコモナス。この病気に限っては、この感染経路を主張できます。 (でも、クラミジアや淋菌などは性行為以外でうつらないから、この言い訳はNG。)
「風俗で働いていること」よりは、「誰かとうっかりしちゃった告白」の方が、相手を傷つけないと想定される場合のみ通用するパターンです。その見極めはむつかしそう…けど、まだそちらの方が傷が浅いと判断できる場合に。
風俗で働いていることを秘密にしているのがもう無理!って場合に。
大修羅場に発展したり、関係が変わってしまうこともある、ものすごい決断(汗)。 この後どうなるかは本当にわかりませんが、お互いのことをより理解する出来事になることを祈り…
が! 世間一般の尺度ではもってのほかとされそうなこのぶっちゃけ告白後も、相手と良い関係を保っている女のコたちが意外と多いよ★
なんとか大告白を終えて、相手が検査に行ってくれたあなた、タイヘンだった!よくがんばった!
相手が検査を受けて、うつっていなければほっと一安心、もし、うつっていたら、二人で治療しましょう。治療中は、セーファーだと思える行為のみをするか、性行為を控えましょう。 (見落としがちなフェラチオも要注意!コンドーム必須です。)
普段から、個人的な相手との行為でも、なるべくセーファーな行為で。
例えば、「お仕事だと本番でコンドームをちゃんとつけるけど、恋人とのセックスではコンドームをつけない」って話はよくききます。お仕事してたら、どんなに気をつけていても、病気になることはあります。相手に病気をうつす可能性をさげるために、プライベートの挿入行為でもコンドームを使いましょう。
また、自分がかかっても、すぐに気がつけば、相手にうつす可能性はさげられます。そのために、定期的に検査を受けましょう。どんな検査を受けたらいいかは、このQ&Aを参考にね!
こんな時にはつい、「病気になってしまった…相手にうつしちゃった…」と、暗い気持ちになったり、自分を責めたりしがち。自分の仕事の中での行為をふりかえったり、今後かからないような工夫や、定期的に検査を受けることは大切ですが、必要以上にに落ち込んでしまうことはないよ。前向きに治療していこう!
相手に自分の病気のことを言うのも、あくまで、あなたと相手の健康、そして二人の関係が大事だから。