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体臭について…くさいと思ったら、どうする?〜売り専の日常 |
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まずは、失敗談から書きますね。
それは、夏のとても暑い一日のこと。
お客さんがついた訳ではなかったのですが、イソジンの買い出しや洗濯物をたたんだりなど、バタバタしていました。
そんな時に入った、初めてのお客さんの指名。
正直なところ、「だいぶん汗をかいたし、シャワー浴びたかったから、ちょうどいいかも」という気持ちがあったことは、否定できないです。
プレイ中もなんとなく気になっていたのですが、お客さんと一緒にシャワールームに入った、その時に気づいてしまいました。
バタバタしていた、そしてプレイで汗だくに…
脇の下が臭う…
くさい…ということに。
普段から、「くさい」ということには、気をつけていますよ。体臭ケアはもちろんのこと、仕事前の食事内容、口臭予防、ボディシャンプーや整髪料の香り、フレグランスをつける量や場所、などなど…。なのに!今日に限ってこんなことに!
お客さんとのシャワー時に気づいたということは、当然お客さんも気づいたでしょう。
そこで正直に、「すいません。僕ちょっとくさかったみたいですね。ごめんなさい」と謝りました。
しかし、お客さんはかなり不機嫌な表情のまま、お帰りに。
ちょっと沈んだ気持ちで部屋を片付けていた時に、また気づいてしまいました。
使ったタオルと、シーツも、どちらも片方だけ、片側だけとてつもなく、くさいことを。
脇の下が臭うのは、僕ではなかったのです。
マネージャーも、「さっきのお客さんくさかったよね〜」と。
そうか、それでか…。
そうなんです。
それで、僕の発言で不機嫌にさせてしまったのです。
心の中で改めて謝りながら、体臭については、もう口にしないでおこうと決めた日でした。
皆さんは、お客さんの体臭に気づいた時にどうしていますか?
売り専の店だと、ほとんどシャワールームがあります。
出張仕事でも、ホテルか風呂があるご自宅に限られています。
しかし、プレイ(指名)時間の中には、前後のシャワーも含まれます。当たり前ですよね。
そのためか、たまに「もう入ってきたから、シャワーはええよ」というお客さんがいます。
そして、そういうお客さんの方が体臭を飼っていたりするんです…
いや、ちょっと違うな。
体臭を飼っている人が嫌だとか、
体臭を飼っている人が横柄だと言いたい訳ではないのです。
体臭を飼ってらっしゃるお客さんのほとんどは、家でシャワーを浴びたあとに店に来て、さらにシャワーを浴びてくれます。
さりげなく「脇の下が敏感やから、舐めないで欲しい」と気づかってくださったり。
あるいは、「体臭きつかったら、言ってな」と、こちらが言いやすい雰囲気を作ろうとしてくださったり。
プレイ(指名)時間内の雰囲気は、お客さんとワーカーと一緒に作るものですもんね。
そして、そういうお客さんだと、体臭があんまり気にならないんですよね。
話は戻って、「シャワー浴びてきたから、はよ浴びんとやろや」と言われると、「良い雰囲気はワーカーのお前が作れ」と言われたような気になり、「こっちは客なんやから、ワーカーは我慢しろ」と思われているのかなぁ、とちょっとしんどくなってしまうのです。
そして、その分体臭に敏感になったり、そういうお客さんを印象的に覚えてしまうのです。
だって、僕(たち)は、生身の人間なんだから。
お客さんに対して、さまざまな感情を持ってしまうのは、仕方ないんじゃないかなぁ…。
もちろん、そのさまざまな感情のうち、どれを出してどれを出さなかったり、出し方隠し方、いろいろと気をつけていますよ。
先に書いた失敗談も、今後のために、出し方隠し方に気をつけていかないといけないという意味で書きました。
それは、お客さんに接する仕事だから、お客さんに対する気づかいとしてやっぱり必要だと思うから。
でも、やっぱり、プレイ(指名)中の雰囲気は、お客さんとワーカーが一緒に作るものだと思いますけど、いかがでしょうか?
体臭の話から逸れているようですが、体臭がきっかけで、こうしたことを考えて、ぜひ皆さんにも聞いて欲しかったのです。